梅雨ですが、そのスキをついて高原の花散歩に出掛けてきました。長野の池ノ平へ、一度歩いてみたかった地蔵峠からの周回コースを歩きました。ピンポイントの池ノ平は最盛期の交通規制前なので、一般の車両も乗り入れられます。なので大勢の人が散策しにやってきますが、地蔵峠から歩く人は殆どいません。が、実は三方ヶ峰に至るそのコースはなかなか魅力的で針葉樹の森と明るく開ける笹原とが程よく繰り返され、池ノ平へ入るには穴場的な山道を楽しめるのです。
空は曇りがちでしたが、不思議と遠くの山々はクリアーに見え、北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、遠く富士山もくっきりと眺望できました。そして幾度となく山歩きをしていても、滅多に見ることができないような、下界がウッスラと靄がかった幻想的な風景となっており、自然の不思議さ、美しさに浸りました。(一番遠くの山稜、右端の尖っているのが北アルプスの槍ヶ岳です。その左側・中央の凸凹は穂高連峰です。)(下記に少々ピントが甘い写真ですが、出会った花をアップします。クリックすると大きく見ることができます。)