
私はJR東日本の「大人の休日倶楽部」(今はすでにジパング)に入っていますが、先月の会報に臨時列車のチラシが入っていました。それが水戸偕楽園の梅まつりに合わせた「水戸偕楽園号」。しかもそれは東京から「高尾号」、千葉方面からは「君津号」、埼玉は「川越号」、そして神奈川のは「平塚号」と各地から発なのです。
こんなステキな列車に乗らない手はない! とまだ一度も行ったことない水戸偕楽園も楽しみだしと、事前にネット予約をしたのでした。
単なるミーハー的乗り鉄もどきの私にとって、横浜駅からノンストップで偕楽園駅(しかもここは臨時駅で、梅まつりの時にしか停車しません)に降り立つなんて、カッコよすぎます。予約時には座席指定も然程埋まっていませんでしたが、当日の横浜駅にはお弁当を手にしたりそれらしき乗客がホームにたくさん列車到着を待っていました。

ただ肝心の梅は早咲きの木が咲いてはいるものの、会場がポワ〜ンと淡く白霞むような状態ではなく、まだまだ2〜3分咲きかな…くらいでした。
それでも暖かだった週末の人出はスゴく臨時駅の小さな偕楽園駅のホームには列車が着く度に溢れそうな人でした。JRもこうした一工夫した列車を走らせると大人気のようです。
初めての偕楽園、とても広くて、かなり歩いたつもりでしたが全部は周りきれていませんでした。けれど梅のお菓子も求め、再び帰路も水戸駅から車中の人となり、車窓からの筑波山のシルエットを眺めながら常磐のくにに別れを告げたのでした。