
しばらく山に行けずにいますが、相模國一之宮で、全国唯一と言われる八方除の寒川神社に日没後に出かけました。
新年には各地から多くの参拝者が訪れ大変な混雑となる由緒ある神社ですが、日没後というのには訳があります。新年には神門に見事な「青森ねぶた」が飾られ、年明け2月23日までは毎夜、それが点灯されるからです。
かつて三ヶ日に特別運行される、相鉄線・海老名駅からの寒川神社直通の相鉄バスで初詣に行ったことはありますが、その時の様子とは打って変わって全くの別世界でした。

今回は海老名駅からJR相模線に乗り換え神社最寄りの「宮山」から歩いて神社まで行きました。
JR相模線は神奈川の茅ヶ崎と橋本駅を結ぶ単線の鉄道で、丹沢山塊を横に眺めて進む長閑な路線。日没後の夕方、無人駅の宮山を降りる人は通勤など地元の帰宅客くらい。
何となく薄暗い駅前から手探り?で神社に向かい、立派な石造りの「神池橋」まで辿り着きホッと一息。人っ子一人居ない参道を進んでいくと、暗いなかに忽然と鮮やかに浮かび上がる見事な「ねぶた」と遭遇します。夜の神社、ドラマチック!!