12月も半ば過ぎとなり、ようやく冬の低山ハイクに出かけようか…という時間を作れました。
久しぶりに山仲間のIさんとののんびり歩きです。当初、行先は奥武蔵の仙元山と考えていましたが、下山後の「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」が改修工事中でやっていない為、途中で急遽変更、鎌北湖から登るスカリ山にしました。(「和紙の里」にて私は絵画用の全紙大の手すき和紙を仕入れるのです。)
ベテランIさんとの山では、こういう臨機応変が可能ですし、大抵これが大当たりとなります。
スカリ山とは変な名前ですが、奥武蔵でも人気の西武秩父線・東吾野駅から入ってユガテから登るコース上にある山です。ここは物見山から日和田山などに縦走して高麗駅に下山するなど、駅から駅に歩けるいいハイキングコースとなっているので、それなりの人気コースです。
が、当日私たちは北側の鎌北湖畔の駐車場を利用しました。こちらから登る人は殆ど居らず、後でわかったのはこの湖、フナ釣り目的の釣師が来る場所だったのです。しかも「12月初旬 新ベラ放流」の張り紙が各所にあり、風のないこの日は多くの糸が湖面に輝いていました。
山は稜線に出ると、それなりにハイカーに出会い、鉄道で来る人が圧倒的だと知った次第。鎌北湖からの道は貸し切りの静けさ、いい場所を発見と思いました。