· 

高原の三峰山

   稜線付近から見る、緑のビロード絨毯を敷き詰めたような三峰山
   稜線付近から見る、緑のビロード絨毯を敷き詰めたような三峰山

 

おなじみ、八ヶ岳南麓のペンション「ロッジ山旅」のギャラリーに絵の入れ替え作業のため、車に作品を積み込んで出掛けました。ついでに?松本の画廊喫茶「Gargas」で8月にある企画展用の作品制作もするため、霧ヶ峰方面へのスケッチも兼ねて行きました。

が、ちょうど翌日が木曜日、つまり「木曜山行」当日で、しかも山の絵を描く仲間(先輩)のすがぬまみつこさんも参加とのこと。ならばご一緒に〜ということで、山旅師匠の長沢さんに連れられ総勢5人が向かった先は霧ヶ峰と美ヶ原の間辺りに形良く鎮座する三峰山。

しかし長沢さんが単純にこの山に登るような案内をするはずがありません。この山の南稜下方に誰も行かないステキな?草原があるとのこと。ササの生い茂る中をザワザワとかき分け、道なき道(シカ道が縦横無尽にありましたが)を下っていくと、出ました! 貸切の別天地、いやシカの領分でさかんに警戒音を聞きましたが、人間には当然一人も出会わず。同行の人にはお弁当+お昼寝?タイムでしたが、すがぬまさんと私にとっては至福のスケッチタイムとなりました。