奥多摩・奥武蔵の間にある棒ノ嶺(棒ノ折山とも言う)に初めて行きました。奥多摩方面は横浜からだとかなり遠く(つまり時間がかかる)初心者の頃からちょっと縁遠かった山域です。雲取山などは一泊で行きましたが、登っていない日帰りの山がたくさんあります。
圏央道ができてからは車だと青梅ICを利用すれば、かなり近くなりました。そして棒ノ嶺は北の埼玉側(さわらびの湯)から入ると沢コースでちょっと面白そうなのです。まだ夏の暑さの手前、陽気のいい一日、出かけてきました。
写真はその白谷沢コースの核心部、ゴルジュの険悪さが漂う箇所。ちょっとした沢登り気分です。私は膝痛持ちなので、むしろこうした手足を使って登るような岩場がわりと好きで、この日も久しぶりの沢で楽しく登りました。
同行のIさん曰く、山頂は眺望がいいとの事でスケッチも期待して沢以降の急登も頑張ったのですが、着いてみれば茂った樹木で展望なし。どうりで追い抜いていった人たちがサッサと下山して戻って来たわけだと納得。過ぎ去った歳月を感じつつ、若いうちに登る山だな〜…の感想でした。