久しぶりのブログ更新です。
御陵山と書いて「おみはかやま」と読みます。そんなにメジャーな山でもありませんし(いやかなりマイナー?)、難読の山の一つでしょう。山梨に近い信州、南相木村が麓にあります。
かなり以前から気になっていた山ですが、何年か越しで漸く思いが叶いました。山仲間のI さんと好天を狙って出発。
さて、これがまことに愉快な山旅となったのでした。
この2台の車は何かと言いますと、場所は中央道双葉SA下り。待ち合わせたように並んでいますが、実はたまたま。
こちらがトイレ休憩から戻って「では行こうか」と車に向かっている時、青い車の助手席の人が猛烈に何かに向かって手を振っているのです。
「?」なんだ、あの人は…、と思いよくよく見てみれば、な・なんと! 「山と鉄を語る会」(勝手に作っている小さな会・笑)=同好の士、いや鉄の師匠、プロの鉄であるMさん夫妻ではありませんか!! あまりの奇遇に互いに激しく喜びあって、「ところで何処行くの?」・・・一瞬の沈黙の後に互いの口から、まさかの同じ御陵山・・・!
という訳で約束したわけでもないのに、この日はM夫妻と私たちがマイナーな山に一緒に向かい登ったのでありました。しかも他には誰も居らずまさに内輪での貸し切り! こんな事ってあるんですね。(ちなみにMさんは鉄道雑誌の元編集者で、鉄道に関する疑問でまず答えられないものはないという、ホンモノの鉄のプロ、“なんちゃって乗り鉄”の私にとっては尊敬の的なのであります。)
振り返っても、こんなに愉快で嬉しい山行はそうそうあるものではありません。いい日でした。