先週、神奈川県の相模原で開催中の「岩橋英遠 岩橋崇至 ふたりのまなざし」展に行ってきました。(8月27日まで水曜休み)
岩橋崇至(たかし)は昨年78歳で逝去、日本山岳会の会員でもあり、私は会報「山」にて訃報を知りました。そして今回のこの展覧会のことも同じく会報で知り、ぜひ見に行きたいと思っていました。
私にとっては父親の日本画家・岩橋英遠の方がずっと昔からの“馴染み”で、相模原に在住だった縁から今回の展示会場も「相模原市民ギャラリー」と横浜から遠くない場所であることを喜んで行きました。
1995年に開館した相模原市立博物館の記念展示の時にも岩橋英遠の作品展が開催され、その時には代表作である絵巻「道産子追憶之巻」を見ることが出来、とても感動した覚えがあります。
会場は広々としていて、そこに親子二人の「まなざし」に焦点を当てた代表作がゆったりと展示されていて、企画展用に制作されたカラーの画集も無料で頂きました。もちろん入場も無料です。相模原市の文化に対する姿勢の高さが感じられ、その恩恵に深く浸った展示でした。(会場は一部の作品を除き、撮影OKでした。)