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蔵王への山旅1 御釜と熊野岳

熊野岳の稜線から御釜をみおろす
熊野岳の稜線から御釜をみおろす

 

 数年前から6月に南蔵王を歩きたいと考えていました。梅雨時なので、毎回天候に阻まれ行けず仕舞いだったのですが、この6月は天気図や山の気象予報を連日にらめっこし、ようやく好天狙いで数年越しの山旅が叶いました。

 実はこんなに有名な蔵王、まだ行ったことがなかったのです。超メジャーな観光地でもある御釜も見たことなし。写真では何度も目にしたことはありましたが、実際行ってみるとそのド迫力に驚きました。やっぱり現地に実際足を運ばないと分からないものです。

 

 初日は早朝横浜を発ち、昼頃に御釜を眺めながら最高峰の熊野岳まで行きました。御釜だけを撮ってもただの丸い沼みたいですが、刈田岳から縁を歩いて登って来た熊野岳から見下ろすと向こうの南蔵王の緑の山体との比較で、写真でも多少はその迫力が感じられます。

 刈田岳直下まで車で上れるような車道・駐車場があるからこそ、横浜からその日のうちに山頂に立てるなんていう“芸当”も出来るわけです。その便利さのおかげで楽しめる山、ありがたいな〜と思いつつ明日歩く南蔵王の巨体を眺めました。