宝登山を訪ねた日は、この秩父鉄道「長瀞(ながとろ)駅」近くの駐車場に車を停めました。下山後に長瀞の名所「岩畳」を見学するつもりだったからです。
で、まずは山に行く前に通ったこの長瀞駅があまりにステキで、思わず寄り道。
昔からこの奥武蔵や秩父方面の山に惹かれていましたが、その所以はこの何とも言えない懐かしさだと今更ながら理解します。
駅舎がまさにそうであるように、町全体が昭和の時に引き戻してくれるような心地よさに満ちているのです。もちろん山の雰囲気も然り。
当日はなにかの事情で旅客車が一時運休していたのですが、貨物車両は通常に走っていました。
この秩父鉄道は基幹産業である石灰石運搬で繁栄した路線だそうですが、その日もかなり頻繁なダイヤで貨車を運んでいました。カッコよかったです。
山から下りて来ると、再びこの長瀞駅前に戻り、食事をしたり土産物を求めたり“観光”を楽しみました。
その後は、当日目的の一つであった「岩畳」見学に向かい、小さなハイキングの山行一日を目一杯フルコースで楽しみ帰路についたのでした。