台風16号と一緒に始まった日野春アルプ美術館での「山の絵」展。けれど、山梨県北杜市に移動するにつれ、雨も上がり空も明るくなってきました。幸先の良い出だしです。
日野春アルプ美術館での展示は、搬入後、館長の鈴木さんがすべての作品展示を一人で受け持ちます。お手伝いを申し出ても「この楽しみを奪わないでください」とのことで、手出しが出来ません。なので初日、描き手本人が会場に到着し初めて見る瞬間が驚きの一瞬なのです。
今回もその期待を裏切らずに?、搬入した130点近い作品のほとんどを壁一面に見事に展示して下さっていました。
さすがにまだ台風の影響があった初日午前中は会場も静かでしたが、そのうち地元の方が次々とご来館くださいました。
翌日からは台風一過の好天。目の前には鳳凰三山がいつも見えるし、甲斐駒ヶ岳、北岳、八ヶ岳、そして富士山等など、日本の名峰が指呼のうち。心のなかでは「あー、山に登りたいな〜」と思いつつ、山麓での展覧会の時間を過ごしています。
好天の下、続々といらして下さるお客様はマイカーの方が多いのですが、中には写真のように輪行で(鉄道に携帯自転車を乗せて)いらっしゃる方、駅から歩きでいらして下さる方などなど、ビックリしながら本当にありがたいの一言です。初週の会場の様子を下記にアップ致します。