6月は天気のよい日も多く、夏至前の日の長さを実感していましたが、7月の声を聞く間際より関東地方は本格的な梅雨の雨となっています。最近は“線状降水帯”という気象用語も普通に使われるほど雨の降り方も激しく異常で、いつ何処でも災害を心配しなければならなくなりました。
雨で停滞を強いられていますが、一月ほど前に訪ねた箱根・湿生花園の花を撮りためていたので、ここでご紹介することにします。この時は暑くもなく寒くもなく、こんな日が一年の多くだったらどんなにいいだろう…と云うような、本当に気持ちのいい気候でした。しかも花もいろいろ咲いていて、嬉しかったのはアルプスなどの高山帯に行かないと見ることのできない「高山植物」がちょうど見頃だったのです。それらの花たちをご紹介していきます。