暖冬でどこも雪の少ない大寒の週、それでも雪山気分を味わいたいと、ちょっと雪のありそうな富士五湖方面に足をのばしました。行く先の山は石割山とか三国山とか二転三転しましたが、最終的にはまだ行ったことのない足和田山に落ち着きました。
北斜面の雪の多そうな登山口から登ろうと向かいましたが、そこの駐車場は封鎖でダメ。やはり以前も雪の時に行ったことのある紅葉台の駐車場から回るしかなさそうです。が、結果的にこれが功を奏して、当日の大展望を心ゆくまで楽しめたのでした。<写真は紅葉台から三湖台に向かう途中からの富士山、しかし“功を奏した”展望はこれではありません>
これが思いがけない大展望です! 富士山は目の前にドーンとあるのは当然の場所ですが、なんとこの日の晴天では南アルプスの最奥部、真っ白な赤石岳や荒川三山までがきれいに見えました。感動! この右には塩見岳や白峰三山の農鳥岳〜間ノ岳がきれいに見え、北岳が前山に隠れてちょっと。
当初の予定だった北側からの登山道から足和田山に直登してしまったら、この三湖台の展望台までは来ることはなかったでしょう。つまり、この眺めは目にしなかったはず。というのも三湖台から足和田山まで一応ピストンしたのですが、行ってみてガックリ。足和田山の展望台からは、回りの植林などが育ってしまい、河口湖方面と富士山がちょっと見えるだけで他の展望はありませんでした。
足和田山から早々に再び三湖台に戻り、そこでゆっくりと休憩時間を取り、スケッチに興じたのは言うまでもありません。