珍しく大人数?の8人でのハイキングに行ってきました。山のライターの打田鍈一さんのお声かけのユニークな顔合わせで和気あいあい。
しかもこの埼玉県・飯能駅近くの山にはまだ行ったことなく、それこそ春のハイキングにうってつけだなーとガイドブックをちょうど調べていたところでした。そこにお誘いのメール。元々打田さんがお誘いしていた山の大先輩・大御所の横山厚夫さんご夫妻とも久しぶりの山行です。
多峯主山はまだ春爛漫には一足早い雰囲気でしたが、昼には青空も出てきて気持ちのいい低山ハイクとなりました。
久しぶりの飯能駅はずいぶんオシャレな出で立ちとなっていました。木をたくさん使った風な建築も町を上げてのイメージ作りでしょうか、当日はムーミン・テーマパーク「メッツァ」に向かう春休みの観光客で駅もごった返していました。
山もお天気の休日とあって人出も多かったのですが、そこは打田さんのご案内。ちょっと穴場の静かないいコースを辿り山頂へ。山の上は沢山の人がお弁当を広げていましたが、我らパーティーはまたまた打田さんの後を付いていき、ひっそりとした眺めのいい特等席へ〜。そこにはベンチもテーブルもあり、暖かな日差しに溢れた春の山を心から味わえる憩いの場でした。
ゆっくりと過ごした後は下山し入間川沿いから対岸に渡り何ともオシャレなアラビア料理のお店「Carvaan」へ。これも懇切丁寧な計画をいつも立ててくださる打田さんの心憎い演出です。
登山姿で入るのがためらわれるような素敵な店内=ちなみにドレスコードは短パン・サンダルはNGだけど、登山姿はOKだそうです。すべて店主がアラビア方面から取り寄せた調度品や工芸品とか。
メニューも豊富でどれも珍しく、それぞれがビール各種のほかデザートやドリンクを注文。ちなみに私は写真の美しい緑の呑みもの、ミント・レモネードを注文しました。これが大変な美味で、山を歩いた後になんとも爽やかで身体中の細胞がご機嫌になるようなフレッシュな呑み口でした。ミントのほかにバジルも入っていて、添えられている金色の片口は「アガペ・シロップ」というもの。甘味なのですが、テキーラの原料となるリュウゼツラン科アガペ属の植物原液から作られたシロップだそうで、品のよい甘さは何とも言えないものでした。また行ったら呑みたい!です。