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西山と焚火と忘年鍋パーティー

今年は厚木荻野にある丹沢前衛の西山三山(経ヶ岳・華厳山・荻野高取山)にはあまり行けませんでした。月例山行の度に都合が悪く、また夏から秋にかけては日野春アルプ美術館での個展準備と会期で身動きとれず、でした。

 

このままでは西山に行かないで年明けしてしまうと思い、年末恒例の焚火&鍋の日に、とりあえず荻野高取山だけでも登ろうと早朝出発しました。

久しぶりの西山はすっかり葉を落とし冬の装いでしたが、それでも山中ではイロハカエデなど、モノトーンの山肌にひときわ美しく紅い色合いを残す木もチラホラと見え、名残を楽しめました。

さて焚火と鍋ですが、今回はいつもの仲間の都合がつかず残念ながら二人で決行。燃やすゴミを車に積んで運び、現地では鉄板敷での焚火をします。かつては焚火を使っての直火で鍋を真っ黒にしながら、また焼き網のお餅も真っ黒焦げにしながらでしたが、回数を重ねた現在は鍋を七輪で作るようにしています。これが大正解で具材を放り込んでおけば、焚火に専念している間に程よく鍋も出来上がり! 寒さも何のそので暖かい(熱いくらい)焚火にあたりながらアツアツの鍋で身体の中からも温まります。但し当然ながら寒さはいいとして、風の強い日にはできません。

前回はテント持ち込みの泊まりで“開催”した鍋パーティー山行でしたが、今回は日帰り日程。でも西山にも行け、十分に楽しめた師走のイベントでした。