秋らしい景色です。これは秩父の松姫峠からの眺め。好天の一日、人出が少なそうで且つ、のんびり歩ける所ということで出かけたのが松姫峠から大マテイ山。
ここは大菩薩峠から派生する通称「牛ノ寝通り」の末部分で、下山は「小菅の湯」という温泉施設まで行けます。私もその内、この縦走をしたいと思っていますが、今日は息抜きの散歩コースです。
この日はカメラを忘れたので、同行の山友iさんの写真をお借りしました。ということで絵を描いている姿です。
眺めがいい所であれば勿論見える山を描くのですが、私の場合は「展望のいい場所で◯◯山を描くぞ!」と云った事ばかりではなく、行き合ったりばったりとでも言う感じで描いているような気がします。どこがいいのかは行ってみなくては分からない、歩いていていいな〜と思ったら何処でも(危険でなく、人の迷惑にならない場所なら)描き始めます。展望がない樹林のなかでも全然問題なし、いいところは何処にでもあります。
“現場主義”とか大業なことではなく、好きな山を歩きながら自然の方からいい場所を教えてくれるので、それを見落とさないようにするだけのこと。山や自然のなかで描くのが自分のスタイルなのは、ただそうした事が好きだから、その一言に尽きます。とにかく「犬も歩けば」式で描きつづける訳です。