日野春アルプ美術館の都合と照らし合わせての作品運搬をしました。毎回、すべて一人で行います。(というか、何から何まで自分でやるしかないのがこの「稼業」なのですが…。)
最近は額がガラス装でなくアクリル板になっているので、重さが随分軽くなり楽になりました。とは言え、大小取り混ぜて100点以上、その他もろもろの荷物も含めると相当な量です。上に積載していく重量を按配し、作品面に荷重がかからないよう額縁に重さを橋渡ししていくよう工夫しながら積んでいきます。そして、余分な隙間を作らず、且つギッチリと詰めすぎることなく、また移動する車のなかでグズグズ動いたり、ブレーキやカーブの際に動かないような工夫も必要です。
約2時間かかって汗をかきかき、運び出しから積み込み作業を行いました。助手席にも最後の荷物を積み込み、さあ出発。途中の高速パーキングエリアで一度休憩をとり、定刻に日野春アルプ美術館に到着しました。
着いたらすぐに今度は荷降ろし作業。翌日の腰痛もどきは、帰路の事故渋滞にはまった長時間運転も含め致し方ないのですが、絵に関わる作業はかなりが「体力勝負」のものと痛感します。本番前の腰痛に気をつけねばなりません。(積載の様子を下に載せました。)