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斑山(まだらやま)とロッジ山旅

中央高速を西に向かい走っていると韮崎〜長坂IC間右手に何とも気分の良さそうな稜線を描いた標高1100mちょっとの斑山が見えます。地元では「まんどりやま」と呼んでいるそうですが転じて斑山か…。

私がこの山に行く時はもっぱら甲斐大泉ペンションのオーナー長沢氏のガイドで連れて行ってもらっていますが、それも今回で4回目となるようです。ロッジ山旅からは至近で楽しめる津金の山として、ミツバツツジの美しい時期など度々訪ねているわけです。

 

新緑にはまだ少し早いこの時期、眺めの方もこの日ばかりの春の陽気(汗ばむほど!)で茫漠とした展望でしたが、気分よく“貸し切り”の道なき静山を半日愉しみました。

 

足首が潜るほどの落ち葉の柔らかい山肌を踏みしめながら、途中、戦国時代名残の狼煙台や、後年納められた馬頭観音の石碑などを見ることができ、人の訪れることの少ないこの山も昔日には多くの足跡が残されたのでしょう。

 

 昼には下山し山麓の日当たりよい場所にて昼食とし、その後は玄関、食堂、ベランダをリニューアルしたロッジ山旅のお披露目宴会のために宿に向かったのでした。