梅雨入り直前、週末に甲斐大泉の「ロッジ山旅」にて山の集まりがありました。
一日目は八ヶ岳東側山麓の美し森から羽衣池経由で展望台へ登り、賽の河原にて昼食。そこから見える迫るような赤岳の姿はなかなかのものでした。翌日は朝までの雨もどうにか上がり「瑞牆(みずがき)の森」の散策へ。歩いている内に空もだんだんと明るくなってきました。
連泊したおかげで、私は翌日「ロッジ山旅」オーナーの長沢さんに虫倉山に連れて行ってもらいました。実はこの三日目が一番の好天で、霞みながらも長野県側からの八ヶ岳、霧ヶ峰方面、そして近くには蓼科山と周囲の山々が見渡せました。全般、踏み跡程度しかない山ですが、山頂に連なるミズナラやカラマツの緑が夏手前の爽やかな緑を風に揺らし、緑風心地よく歩くことができました。ススキ原が拡がる三角点のある山頂のこちら側は遠目にはビロードを敷き詰めたような美しさで、ちょうどレンゲツツジ(一部ヤマツツジ)がオレンジの点描アクセントとなっていました。
実は、この山を選んだ最大の理由は(長沢さんが行きたいと考えていたのも事実ですが)往復で通る道沿いにあるおいしいアイスクリーム屋がお目当てでした。帰路は「もし定休日だったらどうしよう…」と一抹の不安があったものの、開店していてホッと安心、そのアイスクリーム(ダブル)をしっかりと食べおいしさ大満足で帰ったのでした。・・・あれ?山より団子?