先日、今年最後の山になる入道丸を山友さんと歩いて来ました。
写真に写っているのは途中の高圧鉄塔の見晴台から見える峰山です。場所は神奈川と山梨の県境、藤野と上野原の周辺です。
私はこの界隈、つまり綱子(つなご)や菅井の集落、石砂山(いしざれやま)周辺、道志の峰に続く当たりが何故かとても好きなのです。そしてこうした低山ハイクはこの冬枯れの季節にその真骨頂を発揮します。天気のよい一日、日溜りを拾いつつ葉の落ちた雑木に透ける青く霞む向こうの山を眺めながらの山歩きは、何とも言われぬ幸せ感で満たしてくれます。
良いこともあればそうではないことも多かった一年ですが、来る年が佳き年になるよう願いながら静かな集落を後にしました。